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TOMOIKU 共育-経営者が思う21世紀

経営30年で経験や想うをことを綴っています。センスある生き方や生活が彩られますように…

経営者は孤独の覚悟を!あなたにとって仕事はどの位置にある?重圧に負けない心で凛としていたい

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17歳で数億の債務整理を経験

20歳で結婚し、21歳と24歳で出産、25歳で個人事業主→有限会社→株式会社は26歳で変更しています。

 

なぜ、早くに起業したのか?

 

子供が成人する前に、旅立っては残される者が苦労するから、私は子育てや仕事など早くにはじめておきたかった。

 

父が志半ばで他界していて、私は17歳で父を亡くしていることが原因です。

 

父がいないことを悲しむ時間を与えられることなく、開業医だった父の病院をどのようにしていくか?ということを即解決しなければならないのですが、母は無気力になってしまったため、高校生17歳で私が債務整理をしなければならない立場になりました。

(法律では未成年なので、最終的には母の同意が必要)

 

膨大な医療器具の借金があり、私自身は医者にはなりたくないことから、不動産売却及び病院の債務整理をしなくてはならず、そのまま買い取ってくれる医者を探して解決したのですが、開業医だった父が私が医者になることを前提に病院を大きくした後だったので、膨大な借金に私はすごーーーーーーーーく追い込まれました。

(今の私だったら、東京都新宿区にあった病院の土地不動産を売却しなかったという反省があります)

高価なレントゲンも、中古となれば支払いが残る…整理をしたことで、父の生命保険金さえ返済金にあてることになり、すべて失った。

 

でも、今思えば、当時の銀行などでの話し合いなど、「社会の大人」と駆け引きをすることが学べたことなのかもしれません。

 

数億の借金の話をしてきたので、起業するときは怖くありませんでした。

 

でも…起業後、10年、20年、30年と会社を継続することの方が、数倍怖かったです。

 

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起業後数年は安泰!されど移りゆく市場の対応は半端ない!

 

起業後数年間は時代に合わせた練に練った事業内容なので、独立して数年は安泰なのです。

 

国税庁の企業生存率は「設立5年で約85%、10年以上存続できる企業は6.3%」

帝国データバンクの10年後の生存率70%なのですが、帝国データバンクは法人税まで管理ができないので、廃業企業の把握が完全ではないのでしょう。

会社は休眠状態だけど、納税ができる企業が社会に貢献している会社になるので、10年以上存続できる企業は6.3%ということになります。

 

だから、何でも時代に対応できるスキルがないと継続ができないのです。

 

よって、ずっと「学ぶ」ことが必須。

 

これは、どの業界も、個人で営んでいるアフィリエイターも同じです。

 

時には時代を考え「学ぶ」ことに疲れることもありました。

 

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従業員を受け入れる覚悟

 

大手百貨店に要求されて株式会社に変更しただけなのですが、そのような体裁が必要な時代に私は起業しています。

 

取引先からも年齢が若く女の経営者であることを理由に、まともに取り合ってもらえない可能性がある時代、博打的なやり方で取引先を確保してきました。

 

現在のようにネット販売などはなく、楽天の三木谷さんもマンションの一室で仕事をしていた時代です。

三木谷さん…大きくなりすぎて気軽に会える存在ではなくなってしまったけれど、やはり会社を大きくする人って当時から違いました。

 

まず、何度も断られている百貨店の営業先で「委託で商品を置いて、1週間の売り上げが◯◯万円以上なければ二度と営業にはこない」という博打なのですが、売り上げさえあれば殆どの会社は取引を開始しますし、営業の度胸も後々笑われたものの取引はする気持ちになっていたと言われました。

 

当時、小さな会社が仲介会社を挟まないで取引をするのは珍しく、ただ条件に「株式会社に変更」することで、上(上司・査定)に話が通ったとのことでした。

 

さて、人が足りない。そう人材不足です。

 

人の人生を背負うことは、本当に怖い。

 

でもこのままふたりの子供をおんぶに抱っこをして原材料仕入れに行ったり、子供を預けて売場に行くことには限界があります。

女性経営者が離婚する確率が高いのは、「家庭」のことがなかなかできないこともありますし、取引によって海外などの出張が多くなることも理由のひとつになります。

女性経営者の方に失礼でしたら、お詫びいたします。

 

「私はどうして生きているのか?何をしたいのか?何が大切なのか?」

 

私は会社を大きくするよりも、家庭や子供を選びました。

 

よって、雇用は、「あなたの持っているプロジェクトを独立時・退職時に渡す」という条件で、独立心のある人対象に固定給+歩合で雇用することにしました。

 

上場しているわけでもなく、資本があるわけでもない私が、大風呂敷を敷くわけではいきませんでした。

 

会社は生き物で、「人間」が動いて成立している団体です。

 

従業員が取引先を大切にしてくれるのは、後々自分の取引先となるので、従業員が取引先に失礼なことをするトラブルは一切ありませんでした。

 

独立する時は、必ず次に引き継げる人間を育てて退職してくれたことを私は感謝していますし、独立後も彼らが健全に会社を経営していることが、子供が独立したような気持ちで嬉しいです。

 

私は度胸がない経営者かもしれませんが、「何のために仕事をしているのか?」という価値観から「家庭と子供」を選択した責任があり、非難されることかもしれませんが、起業し人の人生を背負う雇用を「怖い」と一瞬でも感じてしまう人間の責任だと思っています。

 

そのような選択をしても、子供が熱を出しケガをしてもすぐに駆けつけてあげることができなかった。

 

大人になった子供達に、「いろいろしてあげられなくてごめんね。」と言ったことがありますが、子供達はちゃんと見てわかってくれていた。

「これからは、やりたいという仕事をすれば?」と言ってくれた。

私はその気持ちだけで十分だし、言わなくても感じてくれていてる、主人と子供に感謝した。


移りゆく市場の対応は半端ない

起業して安泰な数年間を経て、訪れるのは景気や市場の動向。

 

一部の業種を覗いて(?)ほとんどが「新しいこと」という、極当たり前のことをずっとやり続けなければならない。

 

ネットがない世界からある世界へ革新的な経済の動向を見てきましたが、これから「移りゆく市場」を感覚的に、そして緻密に計算して動く時代。

 

現状が最高潮と考えられるのであれば、もう次の手で動いていなければ、勝てない!というよりも、もう終わりと感じるべき。

 

そういう時代を、まだ走らなければならない。

 

資金が必要な場合は、早々に動かなければ、従業員の家族とあなたの家族の生活を守れません。

 

1日とも立ち止まってはいられない社会です。

 


経営者は孤独の覚悟が必要

経営者は、どんなに従業員と仲良く見えても、孤独です。

 

若き経営者が、「そんなことない!うちは皆で仲良く相談している!」…というコメントを出していることもありますが、10年後、20年後・・・言い続けることができるのか?

 

会社が良好に業績をあげている時は、みんなそんな風に感じますが、トラブルが発生したときに、従業員はニコニコと快く給料が払えない状況に耐えてくれるのか?

 

小さな希望がある場合は「いっしょに頑張りましょう!」と言えるでしょう。

 

でも、絶望的でも言えるのでしょうか?

 

自分が招いたことでなくても、トラブルは降ってくることがあります。

 

経営者は白か黒か判断しなければならないので、現実には言いたい事があっても最後の一線を越えることが出来ない問題が山ほどあります。

 

そのような孤独と向き合って、自身の判断と責任で業績責任を全て負わなければなりません。

 

その孤独に耐えきれなくて、商工会・ライオンズ・ロータリー・JCなどの経営者の団体に属したりしています。

 

もちろん、その団体の地域の発展と貢献などの利点もあり、苦しい経営者の心の拠り所としている場合もあるようです。

 

私が一番ビックリしたのは、ある社長に呼ばれて、「200万払えば選ばれた人になり、経営がうまくいく」というような宗教的な団体のお誘いでした。

 

お断りしたのですが…多くの人たちが入会し、寺のようなところでディスカッションして、傷の舐め合いをしているのです。

 

・・・でも、その気持ちがわからなくないのです。

 

先日から問題になっている、某国のトップが国家機密を友達に相談していた。というのも、孤独に耐えられなかったのでしょう。

 

でも、トップの立場の人はしちゃダメなんです。絶対に!

 

その重圧は想像を絶することなのでしょう。

 

でも、ダメなんです。

 

自分で望んた立場なのだから、そんなの覚悟したのでしょ?と言いたい!

 


経営者はみんな孤独。なぜなら経営者は会社で一人だからです。

 

会社には励まし合う同士がいないのだから孤独で当たり前だと思って、自分の立ち位置を確認して、頑張ろうとしている自分に再度問いかけて、凛としていてほしいです。