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TOMOIKU 共育-経営者が思う21世紀

経営30年で経験や想うをことを綴っています。センスある生き方や生活が彩られますように…

手を出したいと思う時の葛藤!手を出すことは簡単・導くことが難しい

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手を出したいと思う心の葛藤が止まらない!

現在、会社の引き継ぎをしている最中です。

 

私が重度更年期障害だったので、現在は元気に動ける状態でも会社の代表取締役としては次期決算時には役員となって、代表を引退する予定です。

次にやりたいことがあったので私が望んだことです。

 

しかし…しかしです…

元気になってくるとまた動きたくなるのが私でありまして、創業30年でキリが良いと次にやりたいことを遂行しているものの、クリスマスやお正月とイベントで忙しい時期だとわかっているため、どうしても口を出したくなります。

 

葛藤です。

 

 

今、指示を出している従業員を信じなければ会社の成長はありません。

その従業員には息子も含まれているので、感情も混じってしまうのを必死に抑えている状態です。

 

社長として初代の生みの苦しみもありますが、きっと引き継ぐ人間の苦しみもあるでしょう。

 

「任せる」と公言したのですから、絶対に口を出してはいけない!

 

そして、無事に年末年頭を乗り越えられた後の従業員の成長は想像できます。

 

でも…でも…です。

 

自分の人生の半分以上を会社と共に動いてきたので、気になって仕方がない!

 

これが本音。

 

失敗をしなければ学ぶこともできないですし、子供の教育と同じで、先回りをして手伝ってしまったり、親の思い通りにならないからと注意したり、行動していることを止めては全く成長しません。

 

自分で考え、苦労して悩むことが大切だと、頭の中では私もわかっているのです。

 

仕事上会社が傾くような大きな失敗があるわではないですし、見守っていればいいのです。

 

手を出して自分がやってしまうことは簡単です。

 

より良い方向に導く言葉って、自分の言いたいことを伝えることに一生懸命になってしまうことが多く、自分の説明ができれば、相手はそれを了承するだろうと考えてしまいがちですが、理解してもらうことと、納得してもらうことは別問題で、相手は自分とは異なる思考パターンをもっているかもしれません。

 

相手が違う基準や思考である場合、伝えたいことが伝わらないということになりかねません。

 

当たり前のことですが、自分と他人が同じベクトルとは限らないのです。

 

先人は多くの言葉を残してくれています。

 

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先人の言葉をかりて心を整える

 

■ 風林火山で知られている武田信玄の言葉

 「渋柿は渋柿として使え。継木をして甘くすることなど小細工である」

 

渋柿に甘柿を接ぎ木して、甘柿をばかりと採ろうとするのは愚かなことで、渋柿には渋柿の良さがあって、渋柿を無理に甘くするなどは愚かなことです。

甘柿と渋柿の両方とも長所を生かすことが大切だという意味です。

とかく人は自分の持っている価値基準が正しいと思いがちですが、個性に合わせて長所を伸ばしてあげられたら、双方が成長できますね。

 

 

■ アメリカ大統領ジョージ・ワシントンの言葉

 「人の話の腰を折ってはいけない。人の話題を横取りしてはいけない」

 

自分が知っていることは、すぐに身を乗り出し述べたくなるのが人の気持ちかもしれません。

特に立場に上下がある場合、どうしても上の立場の人間が話すことが多くなりますが、上司になるほど部下に話す機会を割り振るように心がけなければなりません。

上司が部下の話の腰を折ると、部下はどんなに心の中で「違うんだけどなぁ~」と思っていても、黙って言葉を聞き受けるしかなくなってしまいます。

 

■ 軍師として有名な黒田官兵衛の言葉

「大将たる人は、威厳というものがなくては、万人を押さえることができぬ。さりながら、悪く心得て、威張ってみせ、下を抑え込もうとするのは、かえって大きな害である」 

 

リーダーや人を導く者が多くの人の心を一時に掴むには、真なる威厳が必要であり、それは一朝一夕に身につくものではないのです。
立場が人を作るように、身についていない威厳の代わりに威張ったり抗えるようなリーダーには、誰もついて来てはくれないでしょう。

威厳と威張るのとは、全く別なことです。

 

 

■本田技研工業の創業者 本田宗一郎の言葉

「人を動かすことのできる人は、他人の気持ちになれる人である。その代わり、他人の気持ちになれる人というのは自分が悩む。自分が悩んだことのない人は、まず人を動かすことはできない。」

 

その言葉の通りで、「悩む」ということは、その時は苦しいですが自分の成長に繋がることですね。

 


■フランスの皇帝のナポレオン・ボナパルトの言葉

リーダーとは「希望を配る人」のこと!

 

何よりも私が難しいと思う言葉です。

 

 

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手を出すことは簡単・導くことが難しい


子供の教育から、社会での人間関係など、手を出したり口をはさむことは簡単なことです。

 

自分の感情にまかせて自分の言いたいことを言って行動すればいいのですから。

 

親として…そしてリーダーとして一番難しいのは「導くこと」です。

 

それも、やる気を出せるような導き方。

 

そのやる気を引き出すものが、がナポレオンが語る「希望」なのでしょう。

 

未来や人生に希望をもつ生き方ができたら、どんなに辛くても耐え忍ぶことができます。

 

「希望」は他人が持ってくるものではなく自分で感じることだと思うので、綺麗事なのかもしれませんが、「希望」という理想はいくつになっても持ち続けたいと思うのです。