TOMOIKU 共育-経営者が思う21世紀

経営30年で経験や想うをことを綴っています。センスある生き方や生活が彩られますように…

限定に弱い「スノッブ効果」と無料に弱い「好意の返報性」を巧みに利用するビジネスに注意!

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 限定品って、今買わないと損する心理が働きます。

無料でもらえる…と、貰わないと損する心理が働きます。

そういう心理を考えて、商品やサービスを提供する側は「人の心」を巧みに利用しています。

 

人は「限定品」に弱い!「スノッブ効果」を利用するビジネス

 

昨年に続いて、ケンタッキーフライドチキンでは、ムーミンの食器をプレゼントしています。

パステルカラーのかわいいムーミン柄でグラノーラなどに使い勝手がよい食器です。

孫が大好きで、その食器のためにわざわざケンタッキーフライドチキンを購入しました。

ムーミン柄の食器は、比較的高価で売られている上、今回のように使い勝手のよい大きさがなかなか売られていない…。

フライドチキン価格の1,500円では購入できないほどの、良い感じのボール型!

このような「今の期間だけプレゼント!」という効果は、プレゼントのニーズが合致していたら売上が上がりますね。

 

今日限り!◯◯人限定!など、人は「限定」というものに弱く、その心理をうまく使った効果が「スノッブ効果」と言います。

難があるのだから安いだろう…消費者のイメージと、難があることが前提なのでクレームが少なくパッケージもカンタン、人件費が削減できることから、わざわざ「難あり限定品」を製造していることがあるぐらいです。

取引先だった百貨店での「福袋」は余ったものを仕入れ値を崩してまでもお得に詰めた袋でしたが、現在では福袋のために商品を作っているのが現実です。

「◯◯限定」の方が、喜ばれ消費されていくのです。

その対象の「限定」と自分のイメージが合うのであれば、Win-Winの関係なので、私はビジネスとして成り立っているので喜ばしいことだと思います。

ただ、無駄なモノまで購入してしまう心理が働くので注意しなければなりませんね。

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人は無料に弱い!「好意の返報性」を利用するビジネスに注意!

デパ地下やスーパーの食品売場では、無料の試食コーナーなどで次々と勧められます。

昭和の時代は食べることで、買わないと悪いような気持ちになってしまう心理を巧みに利用した商法でした。

現在は以前より、購入する人が少なくなったと言われていますが、無料サービスにはそういった駆け引きがあります。

ビジネスで何の利益もなく行う行為はありません。

たとえその時に直結された利益が発生しなくても、後々売上に繋がるから行う行為です。

心理学では“自分が好意を示すことによって相手も好意を示してくれる”という意味で「好意の返報性」と言います。

この心理は人間関係や男女の恋愛論でも多く使われることで、ビジネスでは無料の試供品を配布するというマーケティングのテクニックです。

サンプルを配ってその製品の良さをアピールする狙いもありますが、無料の品(無料で使用する機器や試供品など)が一種の贈り物であることから、人は無意識のうちに好意の返報性の威力が発揮されます。

そこには大きな落とし穴があることが多く、「無料」の奥に潜むものを感じ取らなくてはなりません。

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消費者として「タダほど怖いものはない」は定説

 

Amazon.co.jpで「欲しいものリスト」でその商品が届くシステムがありましたが、現在は閉鎖されています。

個人情報が一般の人でもカンタンに見れてしまうからです。

設定しているときには気が付かず、他人には見られることがないと思われていたのですが、同意書に匿名化されない場合がありますと、注意事項が記載されていたので、どうしようもないことです。

そして現在「重要なお知らせ」として、リストの初期設定が公開になっていることが表示され、使用できないようになっているようです。

なぜ、個人情報がオープンにされてしまったのか…

大きな問題として、「欲しいものリストサーチ」を検索すると、ほしい商品情報のほかに、登録されている本名や住所(番地名は表示されていない)が誰でもみられるように表示されていたようです。

そのことに気づいていないユーザーがあまりにも多かったことから、ネットで大問題になりました。

誰でも個人情報や、その人が興味をもっているモノ、関心事をのぞき見するのことが可能なシステムだったんです。

私は、もともとタダほど怖いものはないと思っているので、登録していないため実際の画面の確認はできないのですが、詳細はニュースで知りました。


多くの方が様々な人に個人情報を盗まれたり興味とされている心理を盗まれ、悪質な業者はそれを何かしらに利用する可能性があります。

 

以前読んだブログで綴ってあった例です。

ブログでAmazonの「ほしい物リスト」を公開した結果、業者はその商品をブログでアップしてもらうことを想定して山のように届けました。

それも大量に!

画像では積み重なっているアマゾンの箱の高さは身長を超え、玄関が埋まるほどの量でした。

その人は皆さんに悪い印象が持たれるものは、画像でアップしなかったのですが、当時精神的に追い込まれていたので、サプリメントや危険な心理の書籍も取り寄せているのが人に知られてしまい、大変な思いをしたのです。

通常ブログはハンドルネームだった人なのですが、本名や住所までもオープンにされてしまった例がありました。

タダでもらえるプレゼント心理を利用したマーケティング手法…今後もどのような方法でリストを作られるかわからないので、気をつけてください。